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  • 都市創造工学科での学び
  • 電子情報通信工学科での学び

都市創造工学科と電子情報通信工学科が合体すれば、自然のパワーが無限のエネルギーに変わる。

快適で安全な街づくりを考える「都市創造工学科」と、電子機器分野の専門家を育てる「電子情報通信工学科」。お互いの専門分野は違っても、「未来の地球を守りたい」という熱い気持ちはもちろん同じ!そんな2つの学科が今、自然の大いなるパワーを使って、新しいエネルギーづくりに挑戦しようとしています。ニュータイプのコラボ型学習フィールド『自然エネルギーコース』。ここから新しいエコロジーの輪が広がります。

学びの内容

地球レベルの難題に真正面から立ち向かう大スケールの新コース
環境汚染にエネルギー不足と、現代には地球規模の問題が山積みとなっています。さらに中国やインドなど、人口の多い国々の急成長もあり、2030年までに4,400ギガワットもの電力が不足すると試算されています。近い将来に実現しなければならないのは、大量のエネルギーを短期間で、しかもクリーンに作ることだといえるでしょう。
こうした難題に立ち向かうのが、工学部の都市創造工学科と電子情報通信工学科による新しいコラボ型コース『自然エネルギーコース』です。土木と電気の先進的な研究、教育のノウハウを持つ両学科が目指すのは、“自然の力によるエネルギー生成と利用”。新コースでは、自然のエネルギーとして特に太陽光、風力、水力、海洋波力に着目し、スケールの大きな学びを目指します。
自然エネルギーを取り扱うには幅広い専門知識・技術が必要
太陽の光、風や海の流れ、波はいつ、どこに、どれくらいあるのでしょうか?こうした自然現象を理解し、予測する技術を育成するのが、土木技術の豊富なノウハウを持つ都市創造工学科です。一方、自然の力によるエネルギーの生成やその供給システムについての教育は、電気・電子情報通信技術を得意とする電子情報通信工学科の役割。2つの学科がコラボするメリットは、まさにここにあるといえます。こうした自然エネルギーを使う事業は、国から補助金を出すことが検討されていることもあって、新たなビジネスのシーズ(種)としても将来性の大きいもの。新コースはこのような社会のニーズに応えるべく、幅広い基礎知識・技術をもった人材を育成します。
都市創造工学科と電子情報通信工学科のコラボレーションイメージ